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SHuffle Express Competent E. coli

SHuffle Express Competent E. coliカタログ番号:C3028

カタログ番号

サイズ

濃度

価格

保存温度

C3028H 0.05 ml x 6 販売終了 -80C
C3028J 0.05 ml x 12 ¥39,800 -80C


特徴

正しいフォールディング(立体構造)のタンパク質を発現するコンピテントセル
封入体形成、タンパク質が本来の活性を示さない等でお困りの方はお試しください!

 

真核生物などのタンパク質を大腸菌で発現させる場合には、発現タンパク質が本来の活性を示さない 、インクルージョンンボディー(封入体)を形成するなどの問題が生じます。多くの場合は大腸菌がジスルフィド結合(S-S結合)を形成することができず、タンパク質本来のフォールディング(立体構造)を再現できないことが原因です。

SHuffleは遺伝子の改変により、細胞質でS-S結合を形成し、さらに不正確に形成されたS-S結合を修正することにより、正しいフォールディング(立体構造)のタンパク質を発現する大腸菌コンピテントセルです。

 

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(A)野生株の細胞質は還元状態であるため、S-S結合を形成することができず、タンパク質をフォールディングするとができない。(B)他社より販売されている大腸株は、細胞質でS-S結合を形成するが、不正確なS-S結合が形成されるため、正しいフォールディングの再現ができないことがある。(C)SHuffleは細胞質でS-S結合を形成し、さらに不正確に形成されたS-S結合を修正することにより、正しいフォールディング(立体構造)のタンパク質を発現する。

 

 

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図1: 各株でのプラスミノーゲン活性化因子活性の比較

欠損型組織プラスミノーゲン活性化因子 (Truncated tissue plasminogen activator : vtPA)は正しく酸化、フォールディングされると9個のジスルフィド結合を形成する。各菌株のフォールディング機能を検証するために、vtPAを細胞質で発現し活性を比較した。その結果、SHuffleで発現したvtPAは他の菌株で発現した場合より高い活性を示し、SHuffleが最も正確にジスルフィド結合を形成することが示唆された。検証のため各菌株をpTrc99aベクターにより形質転換しvtPAの発現を誘導した。各菌株の粗酵素液中のvtPA活性を発色基質であるクロモザイム t-PA(Roche#11093037001)を用いて測定、更に総タンパク質量で補正し相対活性を算出した。wt+ :DH4B、FA113 :市販されているDH4B由来のgro, trxB欠損株

 

 

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図2: 各株でのPfCHT1キチナーゼ活性の比較

3個のシステイン残基を保有するPlasmodium falciparumキチナーゼ(PfCHT1)を3種類の大腸菌で発現させ、粗酵素液中のPfCHT1比活性を比較した。その結果、SHuffleで発現したPfCHT1はA社株より高い比活性を示し、SHuffleがPfCHT1を最も正しくフォールディングすることが示唆された。

特性

遺伝子型:

fhuA2 [lon] ompT ahpC gal λatt::pNEB3-r1-cDsbC (SpecR, lacIq) ΔtrxB sulA11 R(mcr-73::miniTn10--TetS)2 [dcm] R(zgb-210::Tn10 --TetS) endA1 Δgor ∆(mcrC-mrr)114::IS10

 

利用できる発現ベクター:

Ptac、Plac、Ptrc 発現用ベクター(非T7ベクター)など

 

形質転換効率:

1 x 107 cfu/µg pUC19 DNA

 

付属試薬:

・SOC Outgrowth Medium

・pUC19 Transformation Control DNA

 

プラスミドのスクリーニングに使用できる抗生物質:

薬剤 濃度
アンピシリン 100 ug/ml
カルベニシリン 100 ug/ml
クロラムフェニコール 33 ug/ml
カナマイシン 30 ug/ml
テトラサイクリン 15 ug/ml

 

薬剤耐性:

・スペクチノマイシン

・ニトロフラントイン

・ストレプトマイシン

 

保存温度:

-80℃

プロトコール

プロトコール(英語)