EpiMark Nucleosome Assembly Kit
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格(税別) |
保存温度 |
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E5350S | 20 reactions | ¥130,000 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- エピジェネティクス>エピジェネティクス解析用キット&試薬
備考
- 備考:価格改定 (2023年4月1日)
特徴
・ 高純度のリコンビナントタンパク質
・ ヒストンダイマー、テトラマーの事前形成によりオクタマー形成を簡便化
・ 1年間安定に保存可能
・ ChIPアッセイ、HATアッセイ、修飾酵素(メチル化など)アッセイに最適
説明:
本キットは、特定のターゲットDNAもしくはキット付属のコントロールDNAを用いて、修飾を受けていないリコンビナントのヒトヌクレオソームを形成するために必要な試薬が含まれている。すでに形成および精製されているリコンビナントヒトヒストンH2A / H2BダイマーとH3.1 / H4テトラマーを高塩濃度下でDNAとともに混合し、その後透析によって塩濃度を下げることでヌクレオソーム形成を行う。1つのテトラマーと2つのダイマーがDNA上で結合して、ヒストンオクタマーとなり、ヌクレオソームを形成する。ヌクレオソームの形成はゲルシフトアッセイで確認できる(プロトコール付属)。これらのヌクレオソームはDNAと結合したヌクレオソームやコアヒストン単独に対して活性を持たない酵素に最適な基質になる。このキットの1反応では、約50 pmolの208 bp DNAからヌクレオソームが形成されるが、実験に応じてスケールアップも可能である。
Histone H2A / H2B Dimer Human, Recombinantは変性および精製されたH2AおよびH2Bサブユニットをリフォールディングした後、ゲルろ過で精製して作製されている。Histone H3.1 /H4 Tetramer Human, Recombinantも同様の方法で精製されている。それぞれのダイマー、テトラマーヒストンは高純度で、ヒストン修飾の研究用に個別販売も行っている。
ヌクレオソームのコントロールDNAはLytechinus variegatusの5SrDNA由来の208 bpの断片で、モノヌクレオソームを形成するために用いることができる。
キット内容:
Histone H2A/H2B Dimer Human, Recombinant (20 μM)
Histone H3.1/H4 Tetramer Human, Recombinant (10 μM)
Nucleosome Control DNA (10 μM)