LongAmp Hot Start Taq 2X Master Mix
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0533S | 100 reactions | 2X | ¥34,000 | -20C |
M0533L | 500 reactions | 2X | ¥137,000 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- ポリメラーゼ&増幅技術>その他のPCR酵素
備考
- 備考:価格改定 (2023年4月1日)
特徴
ロングPCRに最適
特長:
・λDNAおよびヒトゲノムDNAから最長30 kbを増幅可能
・Taqの2倍の正確性
・非特異的増幅を抑制するホットスタート仕様
・便利なマスターミックス仕様
説明:
LongAmp Hot Start Taq 2X Master Mixは長いターゲットを高い正確性で増幅するホットスタート仕様のPCRマスターミックスである。テンプレートがλDNAの場合40kb、ヒトゲノムDNAの場合30 kbの増幅が可能である。正確性はTaqの2倍である。Hot Start TaqおよびDeep Vent DNA ポリメラーゼが最適な配合でブレンドされている。
アプタマーベース技術を利用したホットスタート仕様であり、独自の合成アプタマーが非共有結合でポリメラーゼに可逆的に結合することにより45℃以下でのポリメラーゼ活性を抑制している。そのため室温でのPCR反応セットアップが可能である。アプタマーは通常のサイクル反応条件下(最初の熱変性ステップ)でポリメラーゼから解離するため、サイクル反応前の高温活性化ステップは不要である。ホットスタート仕様を用いることでプライマーダイマーおよび非特異的産物の増幅を抑制できる上、サンプルを高温にさらす回数を減らし、反応時間も短縮できる。
図1:LongAmpTaq ポリメラーゼによる増幅:
LongAmp Taq DNAポリメラーゼを用いて、ヒト ゲノムDNAより様々なターゲットを増幅した。その結果、0.5-30 kbのターゲットが非常に高い特異性で増幅されることが示された。
マーカーM: 1kb DNA ラダー(NEB #N3232)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニットアッセイ条件:
1X ThermoPol反応バッファー、200 μMdNTP、[3H]-dTTPおよび15 nM活性型M13 DNAで反応
反応条件:
1X LongAmp Hot Start Taq Master Mix
1X Master Mix組成:
・60 mM Tris-SO4
・20 mM (NH4)2SO4
・2 mM MgSO4
・3% Glycerol
・0.06% IGEPAL CA-630
・0.05% Tween 20
・0.3 mM dNTPs
・125 units/ml LongAmp Hot Start Taq DNA Polymerase
pH 9.1 @ 25°C
熱による不活性化:
不可