RE-Mixセット
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格(税別) |
保存温度 |
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R5016S | Sサイズx16種類 | 販売終了 | -20C |
特徴
RE-MixはDNAと混ぜるだけで15分間で切断できるマスターミックス制限酵素です。
特長:
・DNAと混ぜるだけで切断できるマスターミックス
・バッファーは不要
・15分間で切断
・RE-Mix同士でダブルダイジェスト可能
・233種類の制限酵素(Re-Mixではないもの)ともダブルダイジェスト可能
・ローディングダイ入りでそのまま電気泳動可能
製品内容:
本セットには以下のRE-Mix制限酵素が含まれています。
AgeI-HF RE-Mix (25 rxns) | AscI RE-Mix (50 rxns) | BstEII-HF RE-Mix (100 rxns) | EcoRI-HF RE-Mix (500 rxns) |
EcoRV-HF RE-Mix (200 rxns) | KpnI-HF RE-Mix (200 rxns) | MfeI-HF RE-Mix (25 rxns) | NcoI-HF RE-Mix (50 rxns) |
NheI-HF RE-Mix (50 rxns) | NotI-HF RE-Mix (25 rxns) | PacI RE-Mix (25 rxns) | SalI-HF RE-Mix (100 rxns) |
ScaI-HF RE-Mix (50 rxns) | SpeI RE-Mix (50 rxns) | XbaI RE-Mix (150 rxns) | XhoI RE-Mix (200 rxns) |
酵素特性
反応定義:
1反応は、全反応容量20 μl中、37℃で15分間において、1 μgのDNAを消化するために必要なRE-Mix量として定義される。
プロトコール:
RE-Mixによるダブルダイジェストはもちろん、一般的な制限酵素とRE-Mixのダブルダイジェストも可能です。
保存温度:
-20℃
熱による不活性化:
酵素による
メチル化感受性:
酵素による
FAQs(よくあるお問い合わせ)
Q1:RE-Mixの利点は何ですか?
A1: RE-Mixは制限酵素反応を簡単かつ速やかに行うことができます。RE-Mixには15分間で制限酵素反応を行うための全ての構成成分が含まれています。このためDNAと水を混ぜて、推奨反応温度で反応するだけで制限酵素反応ができます。
Q2:RE-Mixはスター活性を生じやすいのでしょうか?
A2:RE-Mixを用いても基本的にはスター活性を生じることはありません。RE-Mixの推奨反応時間が15分間であること、およびRE-Mixのグリセロール量が5%未満であることから、推奨反応条件下では一切スター活性を示しません。また、長時間の反応においてもスター活性を生じないことも確認されています。ただし、サンプルの状態(高濃度の塩を含むなど)や推奨反応以外の条件下においては、通常の制限酵素と同様にスター活性を生じる恐れがありますことにご留意ください。
Q3:ゲル上のバンドがシャープではありません。バンドをシャープにする方法はありますか。
A3:アガロースゲルや泳動バッファーが古い場合などにバンドがシャープでないことがあります。再調製した新鮮なバッファーとゲルをお使いいただくことを推奨します。
Q4:RE-Mixでダブルダイジェストは可能ですか?
A4: 可能です。RE-Mix同士はもちろん、RE-Mixと通常酵素とダブルダイジェストも可能です。
Q5:RE-Mixはオーバーナイト切断が可能ですか?
A5:可能です。RE-Mixは15分間で1µgのDNAを切断できるように調整されていますが、DNA量が多い場合やゲノムDNAを切断する場合、反応時間をオーバーナイトまで延長することが可能です。また、この場合でもスター活性を生じることはありません。
ただし、一部の酵素は安定性が低いため、長時間反応を行っても効率が上がらないことがあります。