Thermostable 5' AppDNA/RNA Ligase
Thermostable 5' AppDNA/RNA Ligase カタログ番号:M0319
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0319S | 10 reactions | 20 uM | ¥14,600 | -20C |
M0319L | 50 reactions | 20 uM | ¥58,400 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>リガーゼ&ライゲーションキット
- RNA研究用試薬>RNA修飾酵素
備考
- 備考:価格改定 (2023年4月1日)
特徴
・ NGAライブラリー調製においてアデニル化DNAリンカーを1本鎖DNAへライゲーション
・ Small RNA NGAライブラリー調製において高い温度でアデニル化リンカーをRNAにライゲーション
説明:
Thermostable 5’ AppDNA/RNA Ligaseは、Methanobacterium thermoautotrophicum由来のRNAリガーゼの触媒リシンのポイントミュータントである。ATP非依存性である。RNAもしくは1本鎖DNAの3’ヒドロキシ末端へのライゲーションには、5’アデニル化リンカーを必要とする。2’-O-メチル化3’末端を有するRNAを5’アデニル化リンカーにライゲーションすることもできる。ライゲーション反応の至適温度は60-65℃である。この変異型リガーゼはRNAもしくは1本鎖DNAの5’リン酸をアデニル化することはできないため、望ましくないライゲーション産物(コンカテマーや環状DNA)を低減できる。
本リガーゼは65℃でも活性を有するため、RNAライゲーション実験の妨げとなる二次構造形成を低減できる。
由来:
Hisタグ融合タンパク質として大腸菌内で発現
付属試薬:
NEBuffer 1 (10X)
MnCl2 (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
反応条件:
1X NEBuffer 1
65℃でインキュベーション
品質管理:
1本鎖および2本鎖DNAのエキソヌクレアーゼ、エンドヌクレアーゼ、RNase、ホスファターゼ活性のコンタミネーションが無いことを確認
濃度:
20μM
メモ
1本鎖DNAをアデニル化リンカーにライゲーションするためには、Mn2+を添加したNEBuffer 1の使用を推奨