Shrimp Alkaline Phosphatase (rSAP)
Shrimp Alkaline Phosphatase (rSAP) カタログ番号:M0371
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0371S | 500 units | 1,000 units/ml | ¥11,200 | -20C |
M0371L | 2,500 units | 1,000 units/ml | ¥44,900 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>DNAキナーゼ&DNAホスファターゼ
特徴
・ DNAとRNAの脱リン酸化
・ 熱による不活性化が可能
・ 再環状化防止のためのベクターの脱リン酸化
・ PCR産物中のdNTPの除去
説明:
Shrimp Alkaline Phosphatase (rSAP)はアルカリホスファターゼであり、CIPと異なって熱による不活性化ができる。タグや修飾が無いリコンビナント酵素であり、野生型酵素と同じ活性を有する。DNAやRNAの5’および3’末端の脱リン酸化を行うため、ライゲーション反応時の再環状化防止のためのベクターの脱リン酸化や、T4 PNKによる末端標識の前処理としての脱リン酸化などに使用できる。またNTPとdNTPも加水分解できるため、シーケンスやSNP解析前のPCR産物中の未反応のdNTPの除去ができる。65℃、5分間で完全に不活性化できるため、ライゲーションや末端標識前の精製は不要である。
由来:
Northern shrimpのPandaulus borealis由来のrSAP遺伝子を有するPichia pastoris
付属試薬:
CutSmart Buffer (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、全反応溶液1 ml中、37℃、1分間で、1 µmolのp-Nitrophenyl Phosphate, PNPP (#P0757)を加水分解するために必要な酵素量として定義
反応条件:
1X CutSmart Buffer
37℃でインキュベーション
熱による不活性化:
65℃、5分間
濃度:
1,000 units/ml