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Ph.D.-7 Phage Display Peptide Library Kit

Ph.D.-7 Phage Display Peptide Library Kitカタログ番号:E8100

カタログ番号

サイズ

濃度

価格

保存温度

E8100S 10 panning experiments ¥82,500 -20C

製品カテゴリ>グループ

  • 糖鎖生物学&プロテインツール>ファージディスプレイ

特徴

説明:

Ph.D ファージディスプレイキットはターゲット分子 (抗体、酵素、細胞表面受容体など) に対するリガンド分子をスクリーニングするためのキットである。ファージディスプレイ・ライブラリーでは、ペプチドやタンパク質がファージ粒子表面に提示 (発現) される。パニングと呼ばれるin vitroスクリーニング法を使用すると、ターゲット分子に結合親和性のあるペプチドを提示するファージ粒子を簡単に選別することができる。ファージ粒子表面に提示されているペプチドの遺伝子はファージ粒子内に存在するため、ペプチドをコードするDNAを簡単に同定することができる。

 

パニングでは、まずターゲット分子が固定されたプレートやビーズとファージペプチド・ライブラリーをインキュベートし、未結合のファージを洗浄した後に、特異的に結合したファージを溶出する。さらに溶出したファージを増幅し、結合・洗浄・増幅を繰り返すことによって、ターゲット分子に結合するリガンド分子を提示するファージを濃縮することができる。パニングを3~4回繰り返した後に、DNAシーケンシングやELISA法によりリガンド分子の解析を行う。

 

カスタムライブラリー作製用のM13KEクローニングベクターを提供しているが、ヘプタペプチド (Ph.D.-7)、ドデカペプチド (Ph.D.-12)、ヘプタペプチド (Ph.D.-C7C)の3種類のプリメイド・ランダムペプチド・ライブラリーも提供している (各プリメイド・ライブラリーには20億種類以上のクローンが含まれている)。Ph.D.-7とPh.D-12ライブラリーでは、直鎖状のペプチドがファージ粒子表面に提示される。Ph.D.-C7Cライブラリーでは、ループ状のペプチドがファージ表面に提示される。Ph.D.-C7Cライブラリーのペプチドの両末端にはシステイン残基が付加されており、ファージ構築の際に酸化されてジスルフィド結合が形成されるためである。

 

Ph.D.-7ライブラリーのペプチド配列は、pIIIコートタンパク質のN末端側に発現され、ファージ粒子当たり5コピーの直鎖状ペプチド (7-mer) が提示される。提示ペプチドとpIIIの間にはリンカー配列 (Gly-Gly-Gly-Ser) が含まれる。

 

Ph.D.ライブラリーは、エピトープマッピング、タンパク質-タンパク質結合、酵素阻害剤の同定、GroEL、HIV、半導体表面、小分子フルオロフォアに対するペプチドリガンドのスクリーニング、薬剤開発など多くのアプリケーションで使用されている。また、精製された受容体およびインタクトな細胞をターゲット分子としたパニングによって、受容体に対して生物活性を有するリガンドも同定されている。さらにin vitroパニングにより特定の細胞をターゲットにするペプチドも単離されており、細胞特異的な遺伝子デリバリーなどに応用されている。in vitroとin vivoによりカビ胞子や細菌に対するリガンド、炭疽毒素を特異的に阻害するペプチドなども、本システムを使用して同定されている。また、ファージを動物に注入した後に期間を収集し、各組織からファージを単離することによるin vivoパニングによって、組織特異的ペプチドも単離されている。

 

キット内容:

Ph.D.-7 Phage Display Peptide Library (1 x1013 pfu/ml)

-28 glll Sequencing Primer (22-mer) (1 pmol/μl)

-96 glll Sequencing Primer (20-mer) (1 pmol/μl)

E. coli K12 ER2738

Streptavidin (凍結乾燥末)

Biotin (10 mM)