Exonuclease III (E. coli)
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0206S | 5,000 units | 100,000 units/ml | ¥11,700 | -20C |
M0206L | 25,000 units | 100,000 units/ml | ¥46,700 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>ヌクレアーゼ
特徴
2016年10月 毒物指定解除 (詳細)
・ 3’→ 5’エキソヌクレアーゼ
・ 2本鎖DNAに特異的
・ unidirectional nested deletionsの作製
・ 部位特異的変異導入
・ 鎖特異的なプローブの調製
・ ジデオキシシーケンシングのための1本鎖DNA基質の調製
説明:
2本鎖DNAの3’-ヒドロキシ末端から段階的にモノヌクレオチドを除去する。基質との結合時に除去できるヌクレオチド数が限られているため、分解量を調整できる。
平滑末端もしくは3’陥没末端に対して高い親和性を示す。2本鎖DNA中のニックに対しても作用して1本鎖ギャップを生成する。1本鎖DNAに対しては活性を示さないため、3’突出末端は分解されず、突出末端が4塩基以上であれば極めて切断されにくい。この特性を利用して、切断されにくい末端(3’突出末端)および切断されやすい末端(平滑もしくは5’突出末端)を持つ直鎖分子から定方向性の欠失を行うことができる。
酵素活性はDNA構造(へリックス)や配列にある程度依存する(C>A = T>G)。また、反応温度、塩濃度および酵素/DNA比が酵素活性に大きな影響を及ぼすため、適宜反応条件の最適化が必要である。
またRNase H、3’-ホスファターゼおよびAP-エンドヌクレアーゼ活性を有することが報告されている。
由来:
大腸菌K-12、BE257 / pSGR3株(B.Weiss氏提供)から精製
付属試薬:
NEBuffer 1 (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、全反応溶液50 μl中、37℃、30分間で、1 nmolの酸可溶性ヌクレオチドを生産する酵素量として定義
反応条件:
1X NEBuffer 1
37℃でインキュベーション
熱による不活性化:
70℃、20分間
濃度:
100,000 units/ml