SP6 RNA Polymerase
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0207S | 2,000 units | 20,000 units/ml | ¥13,800 | -20C |
M0207L | 10,000 units | 20,000 units/ml | 販売終了 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- RNA研究用試薬>RNA合成
特徴
2016年10月 毒物から劇物へ指定変更 (詳細)
・ RI標識RNAプローブの作製
・ in vitro 翻訳のためのRNA合成
・ 構造、プロセス、反応解析のためのRNA合成
・ アンチセンスRNAによる発現制御
説明:
SP6 RNA PolymeraseはSP6ファージプロモーターから転写を開始する。SP6ファージプロモーターを有するクローニングベクターを使用すれば、クローニングDNAに対するRNAをin vitro合成することができる。合成RNAは、mRNAとして生物学的に活性があり、正確にスプライシングされる。またクローニングDNAの挿入方向と逆向きに合成されたアンチセンスRNAは、in vivoでmRNAの翻訳を特異的にブロックすることが知られている。さらに、RNA:DNAハイブリッドはRNA:RNAもしくはDNA:DNAハイブリッドと比べて安定性が高いため、核酸ハイブリダイゼーション反応における検出レベルを向上する。
由来:
Salmonella typhimurium LT2Z由来のSP6 RNA Polymerase遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
RNAPol Reaction Buffer (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは40℃、1時間で、1 nmol ATPを酸性不溶物に取り込むことができる酵素量と定義
反応条件:
1X RNAPol Reaction Buffer中に0.5 mMのATP、UTP、GTP、CTP(別途用意)とSP6ファージプロモーターを有するDNAテンプレートを添加。
40℃でインキュベーション
品質管理:
RNAポリメラーゼ、DNaseおよびRNaseのコンタミネーションが検出されないことを確認
濃度:
20,000 units/ml