Luna Cell Ready Lysis Module
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格(税別) |
保存温度 |
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E3032S | 100 rxns | ¥78,600 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- リアルタイム PCR>リアルタイム PCR 用細胞ライセート調製
備考
- 備考:価格改定 (2023年4月1日) ライセート調製 100 回分 ( 50 μl反応 )
特徴
RNA 精製不要な細胞ライセートからのダイレクトなリアルタイム PCR試薬用の細胞溶解用モジュール
培養細胞は、生体の代わりとして、遺伝子発現や治療反応の解析にしばしば使われます。通常の解析に使われる RNA はスピンカラムや試薬を使った方法で精製されます。Luna Cell Ready Lysis Module を使うことで、このRNA精製ステップを省くことが可能となります。Luna Cell Ready Lysis Module には、Luna Cell Ready ProteinaseとDNaseが含まれ、ゲノムDNAが除去済みの細胞ライセートがわずか15分で完成します。ライセートは、Luna 1ステップRT-qPCR Kitsとの組み合わせで最適なパフォーマンスが得られます。
特長:
・ライセート調製(細胞溶解、RNA リリース、ゲノムDNA 除去)はわずか 15 分
・細胞溶解 100 回分(50 μl反応)
・10 – 100,000 細胞に使用可
・特に少ない細胞数において、RNA精製よりもサンプルのロスを低減
・室温でのセットアップが可能で、ハイスループットの処理に最適
・独自の Luna Cell Ready RNA Protection Reagent が含まれ、細胞溶解中も RNA を保護
・溶解バッファーには、トラッキングダイ*が含まれ、ワークフローを視覚的に補助
・Luna 1ステップRT-qPCR Kitsとの組み合わせで最適なパフォーマンス:NEB #E3005(ダイ・アッセイ用)、NEB #3006(プローブ・アッセイ用)
*青色トラッキング・ダイは qPCR 反応やシグナルに影響を及ぼすことはありません。
Luna Cell Ready Lysis ModuleとLuna 1ステップRT-qPCR Kitのセットもございます。
Table 1: 検証済み細胞種
Cell line | 性質 | 由来 | 細胞数 / 50 μl ライセート |
A549 | 付着細胞 | ヒト肺胞基底上皮腺癌細胞 | 10 - 100,000 |
HEK293 | 付着細胞 | ヒト胎児腎細胞293 | 10 - 100,000 |
HeLa | 付着細胞 | ヒト子宮頸癌 | 10 - 100,000 |
HepG2 | 付着細胞 | ヒト肝癌由来細胞 | 10 - 1,000 |
NCI-H460 | 付着細胞 | ヒト胚がん | 10 - 100,000 |
SK-N-SH | 付着細胞 | ヒト神経芽細胞腫 | 10 - 10,000 |
U2Os | 付着細胞 | ヒト骨肉腫 | 10 - 100,000 |
Jurkat | 浮遊細胞 | ヒトT細胞性白血病 | 10 - 100,000 |
K-562 | 浮遊細胞 | ヒト慢性骨髄性白血病 | 10 - 100,000 |
Figure 1: Luna Cell Ready One-Step RT-qPCRワークフロ―
付属試薬:
・Luna Cell Ready Lysis Buffer
・Luna Cell Ready RNA Protection Reagent
・Luna Cell Ready Protease
・Luna Cell Ready Stop Solution
・DNase I (RNase-free)
プロトコール
別途必要な試薬等
・Phosphate-buffered saline (PBS)(細胞洗浄用)
・ターゲット検出用プライマー
・フィルターチップ*などのプラスチック消耗品
など
*クロスコンタミネーションのリスクを最小限にするため、フィルターチップのご使用を強くお勧めします。