T4 RNA Ligase 2, truncated
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0242S | 2,000 units | 200,000 units/ml | ¥14,000 | -20C |
M0242L | 10,000 units | 200,000 units/ml | ¥56,000 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- RNA研究用試薬>RNA修飾酵素
備考
- 備考:価格改定 (2023年4月1日)
特徴
・ アデニル化したRNAまたはDNAをRNAの3′末端にライゲーション
・ 1本鎖アデニル化プライマーをSmall RNAに結合してcDNAライブラリーを作製
・ 1本鎖アデニル化プライマーをRNAに結合して鎖特異的なcDNAライブラリーを作製
説明:
T4 RNA Ligase 2, truncated(T4 Rnl2 truncated)は、アデニル化されたDNAまたはRNAの5′末端をRNAの3′末端に特異的にライゲーションする。ATPを必要としないが、基質を事前にアデニル化しておく必要がある。本酵素はT4 RNA Ligase 2の最初の249アミノ酸をコードするプラスミドを大腸菌内で発現して精製。完全長のリガーゼと異なり、T4 Rnl2 truncatedは基質の5′末端をアデニル化できないため、RNAまたはDNAのリン酸化5′末端をRNAの3′末端にライゲーションできない。Rnl2(1-249)とも呼ばれる。本酵素でリンカーライゲーションしてmicroRNAクローニングをすることができる。またアデニル化されたプライマーだけを基質とするので、ライゲーションのバックグラウンドを減らすことが可能である。
由来:
T4 Rnl2 truncated遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
T4 RNA Ligase Reaction Buffer (10X)
50% PEG 8000
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
200 unitは、全反応溶液10μl中、25℃、1時間で、31-merのRNAと17-merのアデニル化末端の80%をライゲーションするために必要な酵素量として定義
反応条件:
1X T4 RNA Ligase Reaction Buffer
25℃でインキュベーション
熱による不活性化:
65℃、20分間
品質管理:
1本鎖および2本鎖DNAのエキソヌクレアーゼ、エンドヌクレアーゼ、RNase、ホスファターゼ活性のコンタミネーションが無いことを確認
濃度:
200,000 units/ml