Endouclease III (Nth)
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0268S | 1,000 units | 10,000 units/ml | ¥13,600 | -20C |
M0268L | 5,000 units | 10,000 units/ml | 販売終了 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>DNA修復酵素
特徴
・ 単細胞ゲル電気泳動(コメットアッセイ)
・ アルカリ溶出
・ アルカリ巻き戻し
説明:
Endonuclease III(Nth)は大腸菌由来のエンドヌクレアーゼである。N-グリコシラーゼ活性およびAP-リアーゼ活性を有しており、N-グリコシラーゼ活性により2本鎖DNAから損傷を受けたピリミジンを除去してAP部位を生成する。またAP-リアーゼ活性によりAP部位の3’側を切断し、5’リン酸および3’-ホスホ-α,β-不飽和アルデヒドを生成する。
Endonuclease III(Nth)によって認識・除去される損傷塩基としては、尿素、5, 6-ジヒドロキシチミン、チミングリコール、5-ヒドロキシ-5メチルヒダントン、ウラシルグリコール、6-ヒドロキシ-5, 6-ジヒドロチミン、methyltartronylureaなどがある。
由来:
nth遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
Endonuclease III (Nth) Reaction Buffer (10X)
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、全反応溶液10 μl中、37℃、1時間で、1個のAP部位*を持つ1 pmolの34 mer 2本鎖オリゴヌクレオチドを切断するために必要な酵素量として定義
*ウラシル残基を1塩基含む10 pmolの34 mer 2本鎖オリゴヌクレオチドを1 unitのUracil-DNA Glycosylase(UDG)で37℃、2分間処理することによりAP部位を作製
反応条件:
1X Endonuclease III (Nth) Reaction Buffer
37℃でインキュベーション
コメットアッセイに推奨される希釈:
1:104~1:105
熱による不活性化:
65℃、20分間
濃度:
10,000 units/ml