Antarctic Phosphatase
Antarctic Phosphataseカタログ番号:M0289
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0289S | 1,000 units | 5,000 units/ml | ¥12,600 | -20C |
M0289L | 5,000 units | 5,000 units/ml | ¥50,800 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>DNAキナーゼ&DNAホスファターゼ
備考
- 備考:価格改定 (2022年10月1日)
特徴
・ DNAとRNAの脱リン酸化
・ 熱による不活性化が可能
・ 再環状化防止のためのベクターの脱リン酸化
・ PCR産物中のdNTPの除去
説明:
Antarctic phosphataseはDNAやRNAの5’および3’末端の脱リン酸化を行う。突出末端、平滑末端、陥没末端の脱リン酸化ができる。ライゲーション反応時の再環状化防止のためのベクターの脱リン酸化や、T4 PNKによる末端標識の前処理としての脱リン酸化などに使用できる。またNTPとdNTPも加水分解できるため、シーケンスやSNP解析前のPCR産物中の未反応のdNTPの除去ができる。80℃、2分間または70℃、5分間で完全に不活性化できるため、ライゲーションや末端標識前の精製は不要である。
由来:
TAB5 AP遺伝子を保有する大腸菌。TAB5 AP遺伝子はpNIプラスミドにクローニングした後、pEGTAB7-4.1プラスミドに再クローニングして作製
付属試薬:
Antarctic Phosphatase Reaction Buffer (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、37°Cで30分で、制限酵素によって切断された5’ 陥没末端をを持つ1 µgのpUC19 DNAを脱リン酸化するために必要な酵素の量として定義。脱リン酸化は、セルフライゲーション反応における再環状化反応の> 95%が阻害されていることと定義し、大腸菌への形質転換効率により測定。
反応条件:
1X Antarctic Phosphatase Reaction Buffer
37℃でインキュベーション
熱による不活性化:
80℃、5分間
濃度:
5,000 units/ml