Endonuclease VIII
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0299S | 1,000 units | 10,000 units/ml | ¥13,600 | -20C |
M0299L | 5,000 units | 10,000 units/ml | ¥54,400 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>DNA修復酵素
特徴
・ 単細胞ゲル電気泳動(コメットアッセイ)
・ アルカリ溶出
・ アルカリ巻き戻し
説明:
Endonuclease VIIIは、N-グリコシラーゼおよびAP-リアーゼとして機能する。N-グリコシラーゼ活性は2本鎖DNAから損傷ピリミジンを除去して、アプリン(AP部位)を生成する。AP-リアーゼ活性はAP部位の3’側および5’側を切断して、5’リン酸と3’リン酸を残す。認識、除去される損傷塩基は、尿素、5, 6-ジヒドロキシチミン、チミングリコール、5-ヒドロキシ-5-メチルヒダントン、ウラシルグリコール、6-ヒドロキシ-5, 6-ジヒドロチミンおよびメチルタートロニルウレアである。本酵素はEndonuclease IIIに類似しているが、Endonuclease VIIIがβおよびδリアーゼ活性を持つことに対して、本酵素はβリアーゼ活性だけを有する。
由来:
nei遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
Endonuclease VIII Reaction Buffer (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、全反応溶液10 μl中、37℃、1時間で、1個のAP部位*を持つ1 pmol の34 merの2本鎖オリゴヌクレオチドを切断するために必要な酵素量として定義
*ウラシル残基を1塩基含む10 pmolの34 merの2本鎖オリゴヌクレオチドを1 unitのUracil-DNA Glycosylase(UDG)で37℃、2分間処理することによりAP部位を作製
反応条件:
1X Endonuclease VIII Reaction Buffer
37℃でインキュベーション
熱による不活性化:
75℃、10分間
コメットアッセイに推薦される希釈:
1:104~1:105
濃度:
10,000 units/ml