T7 Endonuclease I
T7 Endonuclease Iカタログ番号:M0302
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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M0302S | 250 units | 10,000 units/ml | ¥13,600 | -20C |
M0302L | 1,250 units | 10,000 units/ml | ¥54,100 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>DNA修復酵素
特徴
・ ミスマッチDNAを認識
・ 十字型もしくは分岐DNAを分解
・ ヘテロ2本鎖およびニックの入ったDNAの検出・切断
・ ショットガンクローニングのための直鎖状DNAのランダム切断
説明:
T7 Endonuclease IはミスマッチのあるDNA、十字型DNA、ホリデイ構造もしくは分岐、ヘテロ2本鎖DNAを認識して切断する。またニックの入った2本鎖DNAも低い速度で切断する。切断部位はミスマッチの5’側にある1番目、2番目、もしくは3番目のホスホジエステル結合である。
由来:
マルトース結合タンパク質(MBP)を融合したT7 Endo I遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
NEBuffer 2 (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、全反応溶液50 μl中、37℃、1時間で、1 μgのスーパーコイル十字型pUC(AT)*を90%以上直鎖状に変換するために必要な酵素量として定義
*pUC(AT)はpUC19のEcoRI部位とPstI部位の間にポリリンカーを挿入した環状DNA
反応条件:
1X NEBuffer 2
37℃でインキュベーション
濃度:
10,000 units/ml
メモ
1. PCR産物を精製せずにT7 Endonuclease Iで処理する場合、PCR溶液成分が切断効率の低下や非特異的切断を引き起こす場合がある。この場合、PCR産物を精製をしてから使用する。
2. 非特異的切断が見られる場合、酵素量を少なくするか、反応温度を25℃にすると良い。
3. ゲノム編集効率を検証する場合、EnGen Mutation Detection Kitの使用を推奨する。