RNase Inhibitor, Human Placenta
RNase Inhibitor, Human Placentaカタログ番号:M0307
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格(税別) |
保存温度 |
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M0307S | 2,000 units | 40,000 units/ml | ¥15,400 | -20C |
M0307L | 10,000 units | 40,000 units/ml | ¥61,800 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- RNA研究用試薬>RNase & RNase阻害剤
備考
- 備考:価格改定 (2023年4月1日)
特徴
・ 一般的な真核生物のRNaseを阻害
・ Taqポリメラーゼ、AMV、M-MuLV逆転写酵素と共に使用可能
・ pH 5-8の広い範囲で活性を持つ
・ cDNA合成およびRT-PCRに利用可能
・ in vitro転写 / 翻訳
・ 酵素によるRNA標識反応
説明:
RNase Inhibitor, Human Placentaは、リボヌクレアーゼ(RNases)A、B、Cを特異的に阻害するリコンビナントのヒト胎盤タンパク質である。RNase 1、RNase T1、S1 Nuclease、RNase H、またはAspergillus由来のRNaseに対する阻害効果は低い。またTaq DNAポリメラーゼ、AMVまたはM-MuLV逆転写酵素、ファージRNAポリメラーゼ(SP6、T7、T3)を阻害しないため、共に使用できる。
RNase Inhibitorは50 kDaタンパク質であり、RNaseと1:1の比率で非共有結合を形成(結合定数1014 以上)することによってRNase活性を阻害する。
由来:
ヒト胎盤からクローニングされたRNase Inhibitor遺伝子を有する大腸菌
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、5 ngのRNase Aの活性を50%阻害するために必要な酵素量として定義。RNase Aによるシチジン2,3’-サイクリック一リン酸の加水分解阻害でアッセイ
品質管理:
エキソヌクレアーゼおよびエンドヌクレアーゼがコンタミネーションしていないことを確認
濃度:
40,000 units/ml