β-Agarase I
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
---|---|---|---|---|
M0392S | 100 units | 1,000 units/ml | ¥16,400 | -20C |
M0392L | 500 units | 1,000 units/ml | ¥65,200 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>その他のDNA修飾酵素
特徴
・ アガロースゲルからDNAを抽出
・ DNase、RNaseフリー
説明:
β-Agarase Iはアガロースのサブユニットであるunsubstituted neoagarobiose[3, 6-anhydro-α-L-galactopyranosyl-1-3-Dgalactose]を切断してneoagaro-oligosaccharides(ネオアガロオリゴ糖)に分解する。アガロースゲルからDNAを抽出することができる。β-Agarase Iおよび分解産物はDNAと相互作用しないため、抽出したDNAは制限酵素による切断、ライゲーション、形質転換に用いることができる。
由来:
β-Agarase I遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
β-Agarase I Reaction Buffer (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、42℃、1時間で、200μlの融解した低融点アガロースもしくはNuSieveアガロースを非沈殿性のネオアガロオリゴ糖に分解するために必要な酵素量として定義
反応条件:
1X β-Agarase I Reaction Buffer
42℃でインキュベーション
熱による不活性化:
95℃で2分間または65℃で15分間のインキュベーションにより、50 unitsのβ-Agarase Iが不活性化される。β-Agarase Iは40 - 45℃で数時間活性を保持し、反応液中にアガロースが存在することで安定化する。
濃度:
1,000 units/ml
メモ
42℃でインキュベーションしたときに反応液が液体であることが必要なため、低融点アガロースを用いる。
pH 6.5で至適活性を示す。pH 5.0 - 8.5においても至適活性の75%以上を保持する。
50 - 500mMのNaClまたはNa2 EDTAであれば活性に影響しない。