pNEB206A Linearized Vector
pNEB206A Linearized Vectorカタログ番号:N5502
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格 |
保存温度 |
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N5502S | 1 μg | 20 μg/ml | 販売終了 | -20C |
N5502L | 5 μg | 20 μg/ml | 販売終了 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- DNA修飾酵素&クローニング>その他のDNA
特徴
説明:
pNEB206AはUSER Enzyme (#M5505)を使用してPCR 産物を迅速かつ効果的にクローニングするための大腸菌プラスミドベクターである。pNEB206Aは高コピーのpUC19複製起点を保有するpNEB193の由来のプラスミドであり、 クローニング部位がlacZα遺伝子内に位置するため、α相補性を利用したブルー/ホワイトスクリーニングによりインサートの確認が可能である。
全長2,706 bp の直鎖状のプラスミド (環状プラスミドから438-453 bp 部位が切除されている) として提供され、クローニング部位の両側に2つの非相補的な3′突出末端 (8 塩基) を保有する。USER Enzyme を使用したクローニングプロトコール従い、デオキシウリジンを含んだプライマーによるPCR 増幅を行った後、酵素処理を行う。その結果、PCR産物はpNEB206Aに相補的な5′突出末端を保有するPCR 断片となる。このPCR断片は、制限酵素やDNAリガーゼを使用することなく、高効率でpNEB206Aに定方向にクローニングされ、その結果、リコンビナント環状DNA が形成される。
由来:
標準的なプラスミド精製方法で大腸菌から調製
特性
濃度:
20 μg/ml