α1-6 Mannosidase
α1-6 Mannosidaseカタログ番号:P0727
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格(税別) |
保存温度 |
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P0727S | 800 units | 40,000 units/ml | ¥27,000 | 4C |
P0727L | 4,000 units | 40,000 units/ml | 販売終了 | 4C |
製品カテゴリ>グループ
- 糖鎖生物学&プロテインツール>グリコシダーゼ
特徴
2015年3月より製品付属の反応バッファーの名称および名称が変更されました。詳細はこちら
説明:
α1-6 Mannosidaseはオリゴ糖からα1-6結合型D-マンノピラノシル残基を高い特異性で切断するエキソグリコシダーゼである。α1-2,3 Mannosidaseと併用することによって、分岐構造を有する糖鎖からα1-6マンノース残基を切断することができる。
由来:
Xanthomonas manihotis由来のα1-6 Mannosidase遺伝子を大腸菌で発現
付属試薬:
GlycoBuffer 1 (10X)
BSA (100X)
プロトコール
特異性
特異性は糖鎖構造や反応条件によって異なる。
32 unitsのα1-2,3 Mannosidase (NEB #P0729 )と40 unitsのα1-6 Mannosidase、1X GlycoBuffer 1、1X BSAを含む10 uLの反応溶液を37℃でインキュベーションした。α1-2,3 Mannnosidaseと併用することによって、分岐構造を有する糖鎖からα1-6マンノース残基を切断することができたが(A-D)、Eの構造は切断されなかった。なおα1-6 Mannosidaseだけで反応を行った場合、直鎖状糖鎖しか切断しない。
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1 unitは、37℃、1 時間において、全反応溶液10 μl 中、1nmol のManα1-6Manα1-6Man-AMC から95% 以上のα-D-マンノース末端を切断するために必要な酵素量として定義
保存温度:
4℃
反応条件:
1XGlycoBuffer 1 中、100 μg/ml BSA を添加し、37℃でインキュベーション
熱による不活性化:
65℃、10分間
分子量:
58,000 Da
比活性:
~137,000 units/mg
濃度:
40,000 units/ml
品質管理:
エキソグリコシダーゼおよびプロテアーゼのコンタミネーションが検出されないことを確認
メモ
p-ニトロフェニル-α-D-マンノピラノシドは本酵素の基質ではない。