DpnII
DpnIIカタログ番号:R0543
カタログ番号 |
サイズ |
濃度 |
価格(税別) |
保存温度 |
---|---|---|---|---|
R0543S | 1,000 units | 10,000 units/ml | ¥13,400 | -20C |
R0543T | 1,000 units | 50,000 units/ml | ¥13,400 | -20C |
R0543L | 5,000 units | 10,000 units/ml | ¥55,200 | -20C |
R0543M | 5,000 units | 50,000 units/ml | ¥55,200 | -20C |
製品カテゴリ>グループ
- 制限酵素>制限酵素
- 制限酵素>エピジェネティクス解析用制限酵素(EpiMark)
- エピジェネティクス>メチル化解析用制限酵素
特徴
認識配列:
| Isoschizomers
由来:
Diplococcus pneumoniae G41 (S. Lacks)からクローニングされたDpnII遺伝子を有する大腸菌
付属試薬:
NEBuffer DpnII (10X)
プロトコール
酵素特性および使用方法
ユニット定義:
1ユニットは、全反応容量50 μl中、37℃で1時間において、1 μgのλ DNA (dam-)を消化するために必要な酵素量として定義される。
反応条件:
1X NEBuffer DpnII
37℃でインキュベーション。
1X NEBuffer DpnII 組成:
・50 mM Bis-Tris-HCl
・100 mM NaCl
・10 mM MgCl2
・1 mM DTT
pH 6 @ 25°C
各バッファー中における活性:
NEBuffer 1.1 | : | 25 % |
NEBuffer 2.1 | : | 25 % |
NEBuffer 3.1 | : | 100 % |
CutSmart Buffer | : | 25 % |
希釈バッファー:
Diluent A
B保存温度:
-20℃
保存液組成:
・10 mM Tris-HCl
・300 mM NaCl
・1 mM DTT
・0.1 mM EDTA
・500 μg/ml BSA
・50% Glycerol
pH 7.4 @ 25°C
熱による不活性化:
65℃、20分間
メチル化感受性:
dam methylation | : | ブロックされる |
dcm methylation | : | 感受性なし |
CpG Methylation | : | 感受性なし |
品質管理
以下品質管理試験に基づいて各ロットが検証されている。
・ |
エンドヌクレアーゼ活性(ニッキング) |
スーパーコイル状DNAと酵素を含む反応中において試験を実施。4時間のインキュベーションを行い、ニック導入率をアガロース電気泳動で決定。 | |
・ | エキソヌクレアーゼ活性(同位体標識塩基のリリース) |
同位体標識した1本鎖DNAと2本鎖DNA、それに酵素を含む反応中において試験を実施。4時間のインキュベーションを行い、同位体標識したヌクレオチドのリリース率を決定。 | |
・ | ライゲーションおよびリカッティング |
制限酵素でDNAを過剰消化した後、T4 DNA Ligaseで再ライゲーションする割合、それにリカットできる割合をアガロース電気泳動で決定。 | |
・ | 非特異的DNase活性(16時間) |
DNA基質を含む反応中において、非特異的DNAの分解を試験。16時間のインキュベーションの後、アガロースゲル電気泳動でDNAの分解が観察されないことを確認。 |
メモ
- DpnIIとSau3AIはMboIのイソシゾマーである。
- IDpnIIによる切断で生じた5'GATC突出末端は、BamHI、BclI、BglII、MboI、Sau3AI、およびBstYIによって生じたDNA断片に効率的にライゲート可能である。
- damのメチル化によってブロックされる。
- NEBuffer 3.1中では、スター活性を生じることがある。